2017年06月21日

微妙な差ですが

 今日、北陸と東北地方が梅雨入りしたそうです(梅雨のない北海道は除く)。
 (当店のある九州北部は雲があるものの晴れています)

 空梅雨が続いて農業用水の不足が問題になっている地域もあったそうですが、農業用水等の水不足はひとまず安心といったところでしょうか。


 新たに「唐津厚広銀三鋼本霞研和包丁」に鏡面仕様(表)の柳刃を追加しました。

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 下から240、270、300ミリ(柄付け前の状態)

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 平の鏡面部分

 V10シリーズとの差額が微妙ではありますが、銀三の方が良いというご要望もあるのでご用意しました。

 銀三鋼の和包丁で白木(健一)さん作の物はあまり数が無いので珍しいです。

 堺孝行の銀三は山塚(尚剛)さん作なので、製造鍛冶が被らない様に当店銘「唐津厚広」では白木さん作を指定しています(今のところ)
posted by 斉藤司 at 13:46| 日記

2017年05月29日

しばらく寝かせて

昨日今日と良い空模様が続き、梅雨入りしそうな雰囲気ではありません。

あと数日で6月に入るのでさすがに来週あたりにはぐずついた空模様になっていくのでしょうか?


一時欠品でお待たせしていた「堺孝行白一鋼」の柳刃270ミリ、鎌形薄刃195ミリが入荷してきました。

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 柳刃表から

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 柳刃裏から

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 鎌形薄刃表から

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 鎌形薄刃裏から

 柳刃は「白虎」と共用なのでいいのですが、鎌形薄刃および出刃は完全な特注品なので難儀しています。

 包丁本体はだいぶ前に出来上がっているのですが、刃付の土佐さんのところで「ずーっと」待機中の状態で在庫が少ない順に仕上げて頂いているのです。

 結果としてしばらく「寝かせて」から刃付工程に廻っているので、包丁にはよいことだと思います(苦笑)

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 柳刃、中子の刻印(富樫作の証)

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 鎌形薄刃、中子の刻印(富樫作の証)


 上物(じょうもの)を造る職人さんは鍛冶屋さん、刃付屋さんともに持て余すほど仕事を抱えており納期が相当かかっています。
(一方では仕事量をセーブしてマイペースでやっていらっしゃる職人さんもいらっしゃるなど人それぞれです)
posted by 斉藤司 at 15:36| 日記

2017年05月13日

いろいろと入荷しています

 ここのところ天気予報で寒暖の差が大きいという内容をよく聞きます。

 週間予報を見ると25度以上まで上がる日もあれば20度以下までしか上がらない日もあって、来週も目まぐるしそうです。

 さて、いろいろ商品の追加がありましたのでご紹介します。

 「唐津厚広粉末鋼割込和牛刀」はサビにくい粉末ハイス鋼割込シリーズです。

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 和牛刀240ミリ

 主にご家庭用または業務用途にお勧めで、普通の朴柄よりも長持ちする紫丹八角柄を取り付けています。

 柄の頭部分の口輪はプラスチック製なので価格も抑えられています(ご希望があれば黒丹八角柄付にも出来ます)

 硬度が高い包丁ですが、割と研ぎやすいので一般的な合成砥石でも問題なく研ぐことができます。


 次は「堺孝行霞研水牛柄舟行出刃」です。

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 上が出刃包丁で下が舟行出刃です。どちらも210ミリサイズです。

 刃幅は出刃並みで薄口の出刃包丁をお探しの方にお勧めです。

 骨を叩くなどにはあまりお勧めできませんが、それ以外の(出刃包丁の)用途に使えます。

 「マチ」があるため実際の刃渡りサイズは柳刃や薄刃包丁同様に表示サイズよりも短くなります。


 「唐津厚広銀三割込両鏡面和牛刀」シリーズの入荷待ちだった和牛刀210、270、ペティ150が揃いました。

 かなり高価なシリーズになりますが他ではなかなか手に入らない純堺産の逸品です。

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 サヤ付仕様(ピン穴開け前)

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 美しい鏡面仕上げ


堺孝行銀三割込ダマスカス」シリーズの和筋引が入荷しました。

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 和筋引270ミリ

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 裏刻印「銀三為」

 このシリーズは(販売側で)在庫していないと話になりません(苦笑)運よくメーカー在庫があればいいのですが、在庫無しで販売している店だと欠品で数か月〜待つことになります。
posted by 斉藤司 at 17:11| 日記

2017年04月12日

出来上がり次第となります

 外を見ると晴れて明るいのですが、空はくすんだ色でどんよりしています。
 四月も中旬に差しかかり、今週末には初夏を思わせるような気温になっていきそうです。

 四月の初めに紹介した「唐津厚広銀三割込両鏡面」の和筋引二種類が仕上がってきました。

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 上から270、240ミリ

 さすがにお求めやすい価格とは言えませんが、純堺製で堺の技術が詰まった良い品物です。
 カウンターでも見栄えの良い和式の筋引・スライサーをお探しの方にお勧めの名品です。

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 鏡面仕上げ(割込なので裏表の量鏡面です)

 他の種類や(牛刀の)各サイズは出来上がり次第となりますのでご検討して頂ければ幸いです。
posted by 斉藤司 at 11:55| 日記

2017年04月11日

左用

 暖かくなったかと思うと、逆戻りしたように気温が上がらなかったり、目まぐるしい日々が続いています。 週の後半はだいぶ暖かくなりそうではありますが体調にはくれぐれも気を付けたいものです。


 左用の和包丁「唐津厚広極上左用」です。

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 納期の確認を取っていたところ返事が遅いなと思っていたら現物が納品されてしまったものです(苦笑)
 「唐津厚広」と銘を入れているので買い取らざるをえません。

 (左用和包丁は)右用に比べると概ね1.5倍の価格になるので(本来は左利きの)本職の方は右利きに矯正されるのが一般的です。
※メーカーによっては左用の価格倍率が低いところもあります。

 少し前までは左用は別注でその都度拵えていましたが、昨今の事情で産地問屋も左用をストックするようにしています。


 左用は完全に別物なので仕方が無いのですが、普通の右用をわざわざ2パターン造っているので納期の遅れに拍車をかけているとこがあります。

 具体的なメーカー名等は控えますが裏刻印(ブランド銘と鋼材名)を打つ・打たないでわざわざ2パターンを造っているのです。

 裏刻印無しバージョンを海外の取引先からの依頼で造っているのですが、稀に当店の注文品に混ざって納品される場合があります。

 当店では重要なポイントとして必ずチェックしますが、「右から左へ」の販売店だと見落とす可能性もあります。
posted by 斉藤司 at 13:51| 日記

2017年03月31日

上ってしまいました

 あっという間に新年度に入りますが、4月になるのにあまり気温が上がっていないようです。
 来週明けから上がっていきそうですが、寒暖の差が続くようです。


 新シリーズ「唐津厚広・銀三割込両鏡面和牛刀」の和牛刀240ミリが1点だけ入荷したのでご紹介します。

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 「唐津厚広・V10割込両鏡面」同様に白木・森本作の和牛刀で両鏡面仕様になります。

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 「堺孝行銀三割込黒丹柄洋包丁」よりもお高いですが、珍しい両鏡面をお探しの方にはお薦めの逸品です。
他サイズ、他種類は「そのうち出来るでしょう」としか言いようがありません(苦笑)


唐津厚広極上和牛刀(シノギ付)」の和三徳が出来上がってきました。

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 和牛刀や和筋引同様に本職向け性能・品質で拵えていますので、造りの良さはもちろん切れ味もよく続きます。

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 四月から唐津厚広銘の和包丁が値上げとなっています(サイト上では改正済です)

 去年10月からの予定を半年引っ張った訳ですが、まあ仕方ないです。
 一部販売店などは粘って先延ばしにするかもしれませんが、どのみち上げざるを得ません。

 少し前の価格表を見ると今の白二鋼の価格で青一鋼が買えてしまいます!

 納期が「週間」単位だった頃が懐かしいです(苦笑)
posted by 斉藤司 at 17:15| 日記

2017年02月28日

少しずつ

 もう三月に入ります。日が照っていることもあり、少しずつですが寒さが緩んできています。
 それでも朝晩は冷えるのでカゼには気を付けたいものです。


 久しぶりの更新ですが、新商品として「唐津厚広モリブデン鋼洋包丁」を追加しました。

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 上から筋引270、牛刀240、三徳、ペティ150

 従来の「唐津厚広ハイカーボンステンレス洋包丁」の下位仕様です。
 (現在のところ牛刀の210ミリが入荷待ちとなっています。)

 AUS8A鋼を用いた全鋼洋包丁で、業務向けがメインですがご家庭でもお使い頂けます。
上記「ハイカーボンステンレス」同様に関市の老舗刃物工場で製造されておりしっかりした造りとなっています。
「ハイカーボンステンレス」同様に安心してお使い頂けます。

 もう一点、家庭向け「唐津厚広青鋼割込三徳包丁」に菜切を追加しております。

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 上から菜切、三徳、小三徳

 刃先の鋼部分以外はステンレスなので比較的扱いやすい包丁だと思います。


 予定より半年遅れて新年度の四月から和包丁の価格を改正させて頂きます。
 堺孝行製品が二月より改正されていますが他の堺ブランドも四月から変わります。

 もろもろ原材料の値上がりが大きな要因ですが、需要が多すぎるのを少しは緩和したいという狙いもあります。

 が、しかし少々価格が上がっても海外からの旺盛な需要にはあまり影響が無さそうで、経済情勢が芳しくない日本国内の需要への影響が心配されます。

 以前に比べると改定のペースが半分くらいになってきましたが、この調子だと毎年値上げ、ということも笑い話では無くなることも考えられます。
posted by 斉藤司 at 16:14| 日記

2017年01月31日

ひと月経っていますが

 もう2月になりますが、新年明けましておめでとうございます。
 堺孝行製品値上げの準備でバタバタしていました。


今 年最初は「堺孝行銀龍」シリーズの紹介です。

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 スウェーデンステンレス鋼を用いた全鋼本焼仕様になります。
 柄が特徴で黒丹八角柄の上下に水牛口輪の代わりにコーリアン材を組み込んでいます。
 写真では表現が難しいのですが「真っ白」です。

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 とりあえず柳刃が入手出来たので先行させていますが、剣型柳刃と先丸蛸引が出来上がり次第の入荷になります。
 包丁本体もそうですが、柄も数ができないため在庫を持ってないと話になりません(苦笑)
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 平部分はは鏡面です


 「唐津厚広白二鋼和牛刀シノギ付」の和牛刀が240ミリのみ出来上がって来ました。
 やはりシノギが付いていると引き締まった印象でいいですね。

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 他のサイズはいつになるのか分かりません。。。


堺孝行青二鋼本霞研黒丹八角柄」も現在準備中で少しずつ揃ってきています。

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 価格を抑えてあるためお勧めです。
posted by 斉藤司 at 15:19| 日記

2016年12月13日

柿ではない柿

 小雨が断続的に降り続き、憂鬱な空模様が続きます
 今年も残り二十日を切りました


 前回が今年最後の予定でしたが、予定よりも早めに入荷した限定品をご紹介します。

 堺孝行銀三鏡面暹羅柿柳刃300ミリと和牛刀270ミリです。

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 柳刃300ミリ、鞘付

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 和牛刀270ミリ

 柄と鞘(柳刃のみ)希少価値の高い暹羅柿(シャムガキ)で拵えた逸品です。

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 柳刃、柄部分アップ

 柳刃は表鏡面、和牛刀は(割込なので)両鏡面仕様となります。
 
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 和牛刀 全鏡面なので刃先まで鏡面です(個人的には当店の「唐津厚広V10割込」のようにシノギを立てて平部分を鏡面にした方が良かったと思いますが)

 今回それぞれ5丁制作されたうちの柳刃300ミリと和牛刀270ミリを各1丁入手できました。
 限定品のため売り切れの際は悪しからずご了承下さい。

 ☆暹羅柿とは☆
 黒柿(希少な高級銘木)の代用品として取り扱われてきたため「暹羅柿」(しゃむがき)と呼ばれていますが、柿の仲間ではありません

 中南米原産で入手が困難且つ加工が難しいため希少価値が極めて高い銘木です。
 落ち着きのある深い色合いが特長で、家具や仏具などに使われています。


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 上写真は堺孝行本焼青二鋼の銀巻柳刃300ミリです。注文を頂いて「今回は何か月待たされるかな?」等と思いながら在庫を確認すると運よく完成品の在庫がありました。

 包丁本体の完成品がある場合で6か月程度ですが、包丁本体が別注になると10〜12か月程度は必要です(材料の都合で制作出来ない場合もございます)
posted by 斉藤司 at 10:36| 日記

2016年12月07日

師走

 あっという間に12月です。 今日は気温もあまり上がらず冬を感じさせられます。
 今年も多くのご注文を頂きまして誠に有難うございました。
 引き続き来年もどうぞよろしくお願いいたします。


 新しく上がってきた商品の紹介です
 唐津厚広極上和牛刀(シノギ付)シリーズで、和筋引と和ペティだけ準備が出来ました。
 牛刀と三徳は出来上がり次第です。

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 表面(和筋引270ミリ)

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 裏面(和筋引270ミリ)

 従来の極上和牛刀シリーズと同じ物ですが、シノギ付仕様で引き締まった印象です。
 また、朴八角柄仕様でも見栄えが良いです。

 製造鍛冶の田中さん、刃付の森本さんが両方とも注文を抱え過ぎているためなかなか出来上がって来ません。


 先月半ばになりますが、堺孝行グランドシェフSPTypeTの更新で写真を更新しています。
 なお、柄は天然物なので柄(え)の色・柄(がら)は個体差が有りますのでご了承下さい。

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 牛刀240ミリ

 
 年明けから包丁の価格が順次上がるのですが(堺産および堺ブランド)、実施日がずれ込んでいます。

 各職人さんから提示された値上要求率が厳しすぎて、産地問屋・メーカーが対応に苦慮しています。
 (多すぎる注文を減らすにはいたしかた無いと思いますが・・・)

 国内需要を補う程度で良かった海外向けの規模が大きくなりすぎて二進も三進も(にっちもさっちも)行かない状況になっています。
posted by 斉藤司 at 14:18| 日記